人事評価
会社のビジョン・戦略を実現するためにどのような成果が期待されているのかを社員に対して
明確にします。成果をあげた組織や個人こそが戦略の実現・経営目標の達成に貢献しているの
で、報酬も高くなるという前向きなメッセージをもって成果主義の意味を社員に伝えます。
STEP1 給与規定の見直し
人件費は固定費の中でも大きな割合を占める費用です。毎年業績が伸びている時には気に
なりませんが、人が定着すれば人件費は伸び続けるため、業績が低迷すると人件費は大き
な負担となります。基本給は生活を保証する社員への報酬で、会社への貢献度に応じて支
払う報酬が賞与です。会社の業績に応じて人件費も変動する仕組みへ給与規定をSTEP1で
見直します。
STEP2 賞与制度の見直し
組織業績と個人業績を組み合わせ、役職や役割別にウェイト付けを行い評価します。
部 門 長:部門業績100%
リーダー:部門業績80%、個人業績20%
個 人:部門業績40%、個人業績60%
STEP3 モニタリング体制の構築
業績の評価は数値で行える様に設計し、目標達成に向けたアクションプランは各個人が
設計します。目標達成に向けた活動が日々の活動に落とし込まれるような仕組みを構築
すると同時に、進捗状況の確認が出来るモニタリング体制の構築が重要となります。