社員が会社を辞めるとき・・・

社員が会社を辞める理由を考えてみる

  仕事のやりがい ✕ 人間関係 ✕ お金 ✕ 健康

この4つの項目の何かがマイナスになってしまった時ではないでしょうか?

仕事のやりがい:何をやれば良いのかを明確にし、それを実行できたら評価をする体制が
        出来ているか?
        お客様から評価されれば必ず会社としての評価も高いとは限らない。
人 間 関 係:人には4つのタイプが存在します。その組み合わせを意識して社員同士の
        組み合わせが(上司と部下等)されているか?
        仕事の内容が合致しているか?
        適材適所と言う言葉で片付けるのは簡単。
お     金:昇格による給料UPもあるが、賞与の評価は明確になっているか?
        社員は、一度給料が上がるとそれを基準に考えるので、下がると不満に
        なる。会社には降格も必要!
健     康:健康は肉体的疲労による体調不良もあるが、精神面から来る体調不良も
        ある。精神的な面から来る体調不良は精神病的要素の可能性も・・・
        そんな社員は何人も存在します。

4項目をマイナスにしないために

  1.会社の経営理念は明確になっており、その経営理念は社員が理解し納得できているか?
    理解すると同時に、腑に落ちているか?お客様への対応やトラブル時の対応方法は経営
    理念に基づいて行われているか?またはその判断基準となる経営理念か?
  2.会社の将来の方向性は明確になっていますか?
    必ずしも数値的な目標で無くても良し。絵に描かれていたりしても大丈夫。
  3.昇格の基準が明確(役職毎に求められる仕事の内容を社員が理解している)か?
    職務内容に対する自己申告と上司評価の内容がフィードバックされているか?
  4.賞与の基準が明確で、その評価内容は会社の経営計画の戦略内容とリンクしているか?
    社員が自分でも賞与計算ができる事が業績評価の透明性です。
  5.適材適所への配属は、社員の正確やタイプを会社が理解し配属しているか?
    人は4つのタイプに分類されます。感覚的な判断は人によって違ってくる。
    理論に基づいた分析がされているか?
  6.残業は本来、会社側から依頼して行われる時間外の労働。それを勘違いし、社員が勝手に
    残業をしている場合が多い。
    会社で残業に対する意義と目的が明確にされているか?
 
  ※4項目がマイナスとなる要素を一例として挙げています。